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塾の選び方
how to choose

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塾の選び方

塾の役割は様々ですが、そのすべてに応えることのできる塾はなかなかありません。 一人一人ニーズが異なりますので自分に合った塾を見つけましょう。
以下、筆者の思う点をまとめてみました。皆さんの塾選びの参考になればと思います。

授業
良い授業はわざわざ高額な予備校に行かなくてもスタサプやYoutubeなどにいくらでもありますしお金もかかりません。 ただし、今の自分に合っているか?目的の動画を見つけることが手間がかかる。また質問ができない。などの問題点があります。
また動画配信授業ではモチベーションが保てないという生徒もいます。
自分に合ったテキスト
自分に合ったテキスト選びは大切です。個人的には塾オリジナルのモノクロのテキストよりも、書店に売られている参考書の方が良いと思います。塾オリジナルのテキストは、あくまでその講座のためのテキストですので、内容が偏っていたり、解説が少なかったり、そのテキスト単独で成り立っていないことがあります。(某予備校で講師をしていた時、生徒とテキストのレベルの乖離が大きすぎて困っていました。) テキストは理解するための参考書問題数をこなすための問題集。それが一緒になっているもの。また書き込み式など多数の種類があります。大切なのは問題集の使い方です。自分にとってどこが重要で、どこが必要ないか。またどう使えばいいか。使い方を知ることでとても大きな効果が得られます。
カリキュラム作成
自分の目標(合格ライン)に対してどのようなスケジュールで勉強をすれば良いのかを考えます。いつまでにこの問題集を何ページずつ進めよう、みたいなことを計画します。自分に合ったテキスト選びと若干重なります。またこの個別に丁寧に行うことで新たにモチベーションを喚起するきっかけにもなります。最近では授業をせずにこのカリキュラム作成に重点を置いた塾もあります。いずれにせよ決められ与えられたカリキュラムではなく、自分から必要性を感じた上で、現実的かつ能動的に取り組むことができるカリキュラムである必要があります。
モチベーション
モチベーションの維持も大切です。一人ではなかなかやる気が出ない生徒さんは多いです。勉強自体の楽しさを知ることが最良なのですがなかなかそうはいきません。ですが進路のため定期テストのため競争に勝つため。色々な動機も用意されています。また何から手をつけて良いのかわからないのであれば、まず今の自分にできるような勉強方法を教える必要があります。
競争
同学年の生徒と競争することで高いモチベーションを保つことも考えられます。大きな予備校は自然とこの傾向が強くなります。例えば毎週テストをして順位ごとに席順が決まる塾もあるのですが、この競争によるモチベーションを重要視しているのだと思います。
(当塾は少人数ですので、この点はとても弱いです。)
質問
まず気軽に質問ができることが前提です。その上で、その生徒に合った答えを、その生徒に届くような言葉で返してくれるか。が重要です。 (私はいつもその生徒に届くような回答を試行錯誤していますが、 正直数学を学ぶことより、数学をどう伝えるかを考える方が楽しいです。)
課題
宿題を出さなくても生徒が自主的に演習や復習を行うことが理想ですが、なかなかそういきません。特に中学生は家庭での勉強の習慣がない生徒が多く、宿題を出して欲しいという親御さんが多いです。逆に課題の量を学習の担保としている学校や塾もありますが、モチベーションや意識が噛み合わないと、こなすだけ、またはやらずに終わってしまいます。当塾では中学生には少量、授業の復習を中心に積極的に課題を出します。高校生にはなるべく自己裁量で宿題をやってもらいます。また授業後に生徒の方から宿題を出して欲しいと言われることも多く、そういった能動的な姿勢になっていけるようにします。
自習室
多少大人の目が届くところで一人で落ち着いて取り組める場所は必要だと思います。塾だけでなく図書館を利用するなど、自分にとってスイッチの入る場所があると良いです。
進路相談
進路は自分で考え、自分で決めることが最も大切だと考えます。生徒は様々な可能性を持っています。親御さんの意見も合わせ丁寧に話をし、自分で一歩踏み出せるようにアドバイスをします。また志望校に変更があった場合は合わせてカリキュラムの変更を行い、迷っている場合は可能性を保つようなカリキュラムを組みます。
その他
毎月の費用やお休みをした際の振替制度、生活相談が可能かどうかなど、他にも押さえておかなくてはいけないポイントがあります。すべてを満たす塾を探すことは難しいですが、ポイントを絞ってなるべく自分に合った塾を探せると良いですね。